奈良日産唯一の女性整備士が「日産整備士1級」に合格の快挙!

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奈良日産自動車株式会社でたった一人の女性整備士、牧 優樺(まき ゆか)さん。

幼いころからご両親の「手に職を」という想いを聞いて育ち、自らも車好きだったことから志望して整備士への道を選んだという彼女。

専門学校を卒業し、新卒でGLIONグループへ入社。奈良日産自動車株式会社 登美ヶ丘店に配属されて以来、上司や先輩に見守られ、生え抜きとして邁進し続けています。
今回、日産整備士1級試験に合格されたことについて、話を聞きました。

–今回、日産整備士1級を目指そうと思った動機はなんでしょう
-特に意識していたわけではなく、仕事をしていく中で、上を目指すのは当然と思っていました。

–奈良日産では唯一の女性整備士だそうですが、そもそも整備士を目指そうと思ったきっかけはありますか。
-両親には昔から、女性であっても手に職をつけて欲しいという強い願いがあり、幼いころからその言葉を耳にしてきたことと、ちょうど高校を卒業するタイミングで運転免許を取るために教習所へ通っており、車も好きなので車に携わった仕事をしてみたいと考え、整備士という選択肢を取りました。

 –今回合格された『日産整備士1級』について、試験にはどのような気持ちで臨まれましたか。
-高校卒業後、日産の系列の日産学園で国家整備士2級を取得し、そのまま新卒で奈良日産の、この登美ヶ丘店に配属されました。
今回の日産整備士1級に関しては、まず筆記試験があり、それに合格した人だけが実技試験に臨むことができます。
筆記試験に向けては、ひたすら過去問を解き、また実技に向けては仕事終わりに毎日夜中近くまで1か月半ほど勉強しました。
この、登美ヶ丘店には1級保持者の先輩が3名おられるのですが、仕事終わりの勉強に毎日お付き合いくださって、アドバイスもいただけたこと、本当に感謝しています。
こうして周りを巻き込んでしまった以上、絶対に落とせないという気持ちで試験に臨みました。

–整備士のやりがいはどういうところで感じますか。
-車を通して、お客様の笑顔を見ることができるところです。修理のあとに、ありがとうと言っていただけたり、難しい作業をやりきったときには達成感もあります。

–整備士の仕事というのは、体力も使うかと思いますが、女性整備士としてその辺りでハンディなどはありますか。
-やはり、『力(腕力)』的に足りない部分はどうしてもあるので、助けていただくこともありますが、最近ではだいぶん力もついてきました。

–合格について、周りの皆さんの反応はいかがでしたか。
-合格がわかってから2,3日は本社からもお祝いに来てくださったり、たくさんのメッセージもいただきました。両親は、努力が報われてよかったと言ってくれています。

–この先の目標をお教えてください。
-まずはフロント2級、1級と取得し、いずれフロントを任されるようになりたいです。

–整備士を目指す皆さんへ。
-整備士という仕事は大変なことも多いですし、少しのミスも大きな事故につながるので大きな責任がありますが、お客様を笑顔にできる、やりがいのある仕事でもあるので、是非目指して欲しいと思います。

–最後にGLIONグループについて。
-グループ内での異動など、希望する働き方を考慮いただけたり、なにより日報があることで、日々考えて翌日に活かすことができ、反省を通して成長につながることが実感できるところが他ではないところだと思います。また、奈良日産も福利厚生がしっかりしておりみんな仲が良く働きやすい環境だと思います。

《小池店長のお話》

–登美ヶ丘店はどんな店舗ですか。
-実はオープン当初も1年ここにいたのですが、販売とサービスが仲がいいことがこの店の最大の特徴で、お互い困っているときに自然と助け合うことができます。
また、サービスに関しては、全員の日報の「うまくいかなかったこと」に毎日必ず誰かがコメントを入れています。それはアドバイスだったり、感謝の気持ちだったりといろいろですが、そのことが店舗全体の一体感に繋がっていると思います。

–店長の目から見て牧さんはどんな方ですか。
-点検作業に入るとどうしてもお客様のお待ちの時間が長くなってしまうのですが、最後の説明を牧さんがすることで、お客様は笑顔になられます。
女性ならではの柔らかい接客で店舗全体の雰囲気づくりにも一役かってくれています。
お客様から指名でお電話をいただけるなど、評判も良いです。

《柳工場長のお話》

–工場長の目から見た牧さんは、どんな整備士ですか。
-牧さんも入社6年目になり、この店舗のオープンの時からいてくれているので、長い付き合いになるのですが、日産整備士2級から1級を受験すると決めたときから意識が大きく変化したように見受けられました。この店舗では初めてとなる受験なので、周りへの刺激にもなっていると思います。
ここはサービスの人数も少なく、周りの助けがないと何もできないので、常に楽しく助け合いながら仕事をすることを心がけています。
牧さんにはこの先もどんどん成長していってほしいですね。

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