梅雨入りし、うっとうしい日も多いですが、雨間には眩い太陽が顔を覗かせ、夏の訪れも近いことを感じさせます。
四季折々の旬の味覚を味わうことが出来る「京料理 箔」では初夏の献立でお客様へ季節感をお届けしています。
カランカランと、涼やかな氷の音で一気に涼を呼ぶ冷たい緑茶を頂くと、先ず出てきたのがこの日は“冷やし茶碗蒸し”。
その日仕入れた新鮮な食材を料理長が見事な一品に仕立てて毎日出されます。
旬の空豆やオクラが、お出汁の利いた梅肉のたれと共に冷たい茶碗蒸しの上に彩りよく盛り付けられ、スプーンで口に運ぶ度に爽やかさが広がります。
蓋を開けたとたん、先ず目を奪われるのがこの紫陽花の淡い紫の花弁。
京の夏を思わせる鱧や伏見甘長、稚鮎で存分に初夏を味わいます。
料理長自慢の新鮮な卵を贅沢に使った出汁巻き。
いつ頂いても、ほっぺがとろけそうです。
お客様ごとに、お食事の進行を見ながら炊き上げてくれる、篠山産のピカピカのお米。
芳しいお米の香りが一層食欲をそそります。
それとあわせていただくのが、大原の契約農家で栽培している旬の無農薬野菜を、お客様のお口に届く時間を逆算して漬けられたお漬物。
これだけで、何倍でもご飯をいただけそうです。ジュンサイのお味噌汁も絶品!
これだけいただいても、もちろんデザートは別腹。
マンゴーソースがヨーグルトのアイスにかかっていて、アクセントののし梅が利いています。
打ち水も涼しげなエントランスから、しばし別世界へと誘われてみませんか?
京料理 箔
京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町528-3
Tel:075-254-8717
営業時間:(昼)11:00~13:30 (夜)17:00~
http://www.haku.kyoto/splash.php