マセラティブランド、メカニックの最高峰「マスターテクニシャン」の称号を持つ長瀬が語るこだわりとは 

全世界でも21名、日本ではわずか8名のみが保有するマセラティ最高峰のメカニックの称号『マスターテク二シャン』。幼いころからメカニックになる夢を叶えた後に最高の称号を手にしたことで、本年度のGLIONグループの社員表彰(G-MIND AWARDS2020) アフターセールス部門 準グランプリを見事獲得。4,000名の社員の中から選ばれた名誉と日々の業務でこだわり続けていることについて語ってくれました。

●長瀬洋介(ながせ ようすけ) ●2015年マセラティ神戸入社 ●GLIONグループ マセラティ神戸 マスターテクニシャン ●グループイン以前よりマセラティ神戸でアフターサービス業務に携わる
●Maserati(マセラティ) :  イタリアのモデナに本社を置く1914年創業の高級スポーツカーブランド。

 

まわりのスタッフに支えられて


〇このたびはG-MIND AWARDS 2020 アフターセールスアワード準グランプリ受賞おめでとうございます。国内でも少数のかたしか保持していない資格をイタリアまで行って取得したという実績もあるなか、今年は受賞をねらっていましたか。
いいえ、それはまったくありませんでした。今回グランプリを受賞された寺川さんなどは、恐らく何度も難しい試験をクリアされて獲得された資格だと思うのですが、僕の場合はイタリアで受験しただけですので、まさかと思っていました。

〇資格を取得するまでにはまわりの人の多くの協力もあったかと思いますが、感謝の気持ちを伝えるとしたらどなたに伝えたいですか。
それはこの店舗のスタッフ皆さんです。試験を受けるにあたって現場で仕事が終わってから勉強することが多いのですが、勉強用の車両の準備を手伝っていただくなど学びやすい環境を与えてくれて、イタリアへ行くチャンスをくれました。ですから、この賞は僕ではなくスタッフ全員にいただいた賞だと思っています。

〇資格取得までに多くの困難もあったかと思いますが、そのなかで特に努力してきたことや、こだわっている部分はありますか。
そこはブレることなく「わからないことは絶対に放置しない」ということですね。わからないことがあった際にはまず自分でとことん調べてみて、それでもわからない時にはわかる人に聞きます。それがたとえ後輩であったとしても、わかるまで教えてもらいます。

〇疑問を解決するためにはプライドにこだわらず謙虚に素直に学ぶ姿勢を持って臨むということでしょうか。
はい。この店舗はみんな仲がいいので、和気藹々とした雰囲気の中で教えてもらうことができます。知識が増えるということは自分の自信にもつながるので、お客様への対応も変わってきます。

〇学べる環境にあるというのは嬉しいですね。資格を取得された今でも勉強は続けていますか。
そうですね。お客様との話の中でわからないことがあれば必ず調べて、調べたことは必ず吸収しています。

 

相手が何を望んでいるか、チームとしてどうあるべきかを考える


〇GLIONグループだからこそのやりがいについて教えてください。
何かをやりたいとアピールした時には、必ず応援してくれます。目指すものが明確な人ほどやりがいを感じられるグループだと思います。

〇これから社会人になる学生の皆さまに伝えたいことはなんでしょう。
まずは、目標を持ってほしいです。学生であれば、最初は小さな目標でもいいと思います。また、今は見つかっていないという人もおられるでしょう。そんなときには今の生活のなかから自分の得意なものを見つけて、誰かに言われたからするのではなく自ら取り組める人になってほしいですね。

〇自身を振り返ってみてその辺りはいかがでしたか。
僕は、幼稚園の年中さんのときから、整備士になろうと決めていました。父が自動車関係の仕事に就いていたので、その姿を見て決心していました。ですので、ちょっとレアなケースかもしれません。

〇見事夢を叶えることができたということですね。ではG-MINDのなかで最も大切にしていることはなんでしょう。
お客様はもちろんのこと、一緒に働いている仲間と話をするときでも、この人は何をして欲しいのか、とうことを常に考えて行動するようにしています。相手が何を望んでいるかを考え、チームとしてどうあるべきかを考えてそこを基準にしています。G-MINDでいえば“感謝の心を伝える”に通じるものだと思います。

▲整備士時代(2020年2月ごろ)の長瀬さん

 

整備士としての本当のやりがい


〇今後目指すところはどこでしょう。
今は、アドバイザーになりましたが、その一方で現場でもっと技術を磨きたいという気持ちもあります。今後はマセラティでもハイブリッド車などが登場するので、作業しながら勉強していきたいと思っています。それに何より、後輩のなかから次のマイスターを育てたいです。

〇整備の仕事が本当に好きだという思いが伝わってきましたが、整備士の仕事の醍醐味はどこにありますか。
もちろん部品交換一つとっても楽しいのですが、なんといっても電気的な故障などで誰にも不具合箇所がわからないというケースで、自分が発見したというときに、何とも言えない達成感があります。テスターという機械を使って調べるのですが、そのテスターですら教えてくれない領域の故障個所を自分の経験と勘で発見する。これが一番の醍醐味です。

〇座右の銘を教えてください。
「転がる石に苔はつかない」です。常に活発に活動していれば、古くならないという意味だと捉え、肝に銘じています。

〇何かからの引用ですか。
昔好きだった漫画に載っていた言葉ですが、心に響きました。

〇最後に自身の魅力、または価値はどこにあると思いますか。
おそらく、飾らずにありのままをさらけ出しているところでしょうか。店長にもよく「馬鹿正直」といわれます。
今携わっているフロント業務は、お客様とアフターサービスを繋ぐ大切な役割を担っており、またお客様の当店へのイメージに直結する部分でもあると考えています。もちろん苦情をいただくこともありますが、まずはお客様のお話をよく聞いて、それからご提案をさせていただくことを心がけています。
お客様のなかには、担当営業としかお話しされないかたや、こだわりを持ったかたも多いなか「ありがとう」と言って帰っていかれるのを見るのが、今一番の楽しい瞬間でもあります。

▲お客様とアフターサービスを繋ぐフロント業務

株式会社クインオート マセラティ神戸
〒650-0045 神戸市中央区港島8丁目11-2
Tel:078-595-9307
公式HP:https://dealers.maserati.com/dealers/jp/ja/29-kobe/index.html

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