100年近い歴史を持ち、近代化遺産として価値の高い築港赤レンガ倉庫。その古き良き建造物を活かし、当時のロンドンやニューヨークの街並みのような空間を演出。往年のクラシックカーを生かす最高のステージに生まれ変わりました。GLION MUSEUM(ジーライオンミュージアム)は、動態保存にこだわった、ヴィンテージ車を展示しており、国内でも希少な赤レンガ倉庫を用いたクラシックカーミュージアムは日本初の試みでした。
今回ご紹介するクラシックカーの数々は日本が誇る不朽の名車ばかり。世界の日産が生んだ歴史的価値の高いこの2台をまずは感じていただきたい。
1197台が生産されたとされるKPGC10の中ではおそらく真ん中の時期に生産された個体。今や国内はもとより、海外のコレクターからも注目の的になっているハコスカGT-R。軽量なボディに当時の粋を注ぎ込んだストレートシックスのGTカーです。
台数が少ないから貴重、尊いということではありませんが、様々な規制や障壁を潜り抜け、日の目を見た197台のうちの一台がここにある。その事実もまた、やはりクルマ好きの心をとらえて離さない理由ではないでしょうか。