お宝倉庫兼「オトナの社交場」の正体に迫る! ~トミタクシリーズ後編~

前回配信した「<番組や雑誌からオファー多数!>“トミタク”こと富松さんの驚きの自宅を大公開」はご覧いただけましたでしょうか?今回の後編では、第1ガレージの2階、トミタクのお宝倉庫兼『オトナの社交場』をご紹介します!光をふんだんに取り込める明るい空間。元オフィスだけあって、設備も完璧だそう。さてさて、それでは広報部と共にその部屋の正体に迫りましょう!

前編はこちら ⇒ <番組や雑誌からオファー多数!>“トミタク”こと富松さんの驚きの自宅を大公開
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■株式会社 オーエス技研 技術開発部 チーフエンジニア 富松拓也(とみまつ たくや)
1994年株式会社オーエス技研入社。クラッチ製造を経て、技術開発部兼任。1998年には数々の新機構と特許機構を備えたLSDの開発を開始し、その後スーパーロックLSDとして発売開始。日本のレースシーンを塗り替える。2012年にドライブシャフトの接続方法で国内特許を取得し、2014年には画期的なサイドギアのデザインで米国特許を取得したのち、これらの特許機構を採用したデュアルコアLSDの販売を開始。そして30年の時を経てTC24-B1Zエンジン再販開始のエンジン担当を兼任。
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『オトナの社交場』の全貌が明らかに!!


おじゃまします!思っていたよりも広々していますね。ここにはどんな設備があるのですか?

給湯設備はもちろん、トイレは男女別です。あとは、社長室までありますよ(笑)。カウンターを備えた窓からのロケーションも抜群でしょう?今でも図面は手描きなので、製図台も備えています。

1981年発売のオーエス技研エンジンを維持していくのは相当の覚悟が必要です。さすがに社内にも当時のパーツは皆無なので、動態保存させるには創意工夫で部品を製作していくしか手がありません(笑)。

なるほど。当時と同じ製法でパーツから作るとなると、とても大変な作業ですね…。

時間はかかりますが、情熱を持って作業していくと、現在の機械を使わなくてもかえって高精度に加工できたりします。寝る間を惜しんで毎日午前2~3時頃まで「夜の研究室」と題して作業したり、書庫で調べものしています。気が付いたらこんな時間か!っていう感じです。1日は24時間ありますので、有効に時間を使っています。ゆっくり寝るのは棺桶に入ってからにします(笑)。

 

 

本棚には雑誌がズラリ!中にはトミタクさんが掲載された雑誌も


このすごい量の雑誌たちは何でしょう?!床が抜けるぐらいの蔵書数ですね…。

自動車誌が詰まった本棚です。とくに『ノスタルジックヒーロー』と『CAR BOY』は創刊号からの大ファンでして、当時からお小遣いをはたいて集めていました。国産スポーツカー黎明期からの自動車誌もほとんどあります。昨日今日に集めたものではなく、小学生から少しずつ集めていた自動車誌なので内容はほとんど全て頭の中に入っています。

 取材時にも取材陣が蔵書を見て驚かれることも良くあるそう!

すごいですね…。この、前のラックに置いてあるのは特に思い入れのある雑誌なのでしょうか??

これらは「トミタクZ」が表紙を飾った自動車誌になります。ラックの自動車誌は私が掲載されたものの一部です。元祖TC24-B1を15年前に復活させてから、メディアへの露出もグッと増えました。オーエス技研の記事も沢山あります。70年代からエンジンの記事、北米ラリーやサザンクロスラリー参戦記事等々。当時からこんなにダイナミックに活躍していたオーエス技研にもビックリさせられました。

 

 

本棚の前にあったこのキックボードは一体…?


先程から気になっていたのですが、このキックボードは一体…?

2000年ごろでしょうか?当時キックボードが爆発的に流行り、情報番組等でキックボードを駅の構内で乗ったりしているのを見た時、「コレに動力を付けたら面白そう!」と思いまして。遊び心で模型用のエンジンを搭載して走らせるようにしたものです。その当時、キックボード自体に人気があり過ぎて入手出来なくてそこにも苦労しました。やっと3台入手出来て、全てエンジンを載せました。

模型用のエンジンって人が乗っても動くのですか?

はい。模型用でも排気量が大きいエンジン(10cc)なので速すぎるぐらい出ます(笑)。エンジンを始動するときは、ロープをエンジンに回して引っ張って始動します。この原始的なシステムは当時大受けで、自動車誌やグッズ紹介みたいな本に紹介されたこともあります。きちんとアクセルも装備されていますよ!

すごい、おもしろいですね!!今では電動のキックボードが発売されていますが、それ以前にトミタクさんはご自身で開発されていたということですね…。遊び心から形にしていくって、なんだか夢がありますし、その気持ちが仕事にも役立つわけですね。

 

 

お宝は雑誌だけではありません!希少なエンジンも…?


色々なお宝を見させて頂きありがとうございます!最後に、特に希少だと思われるものを紹介していただけますか?

そうですね…日産のワークスレーシングエンジンであるLZですね。おそらく現存数も数基しか残ってないであろう日産のレーシングエンジンになります。


これがそのエンジン!

そんな貴重なものをどこから入手されたのですか?!

オーエス技研のレーシングエンジンが走っていた時代に、自動車メーカーはどのようなレーシングエンジンを開発していたのか気になっていて、実は10数年探していました()。お金を積んだからといって出てくるような代物ではありません。オーエス技研のTC16エンジンと日産のLZエンジンをバラして比べてみましたが、改めてオーエス技研エンジンの素晴らしさがわかりました。

情熱がある分、ネットワークも広いということですね…!お宝は他にもたくさんあると思うのですが、時間の関係でここまでとなってしまいました…。トミタクさん、本日はありがとうございました!「トミタク ガレージ」の見学、とっても楽しかったです!!

こちらこそ、ありがとうございました。

 

皆様、トミタクシリーズはいかがでしたでしょうか?
「トミタク ガレージ」そこはクルマへの愛情とものづくりの情熱にあふれた場所でした。Hello!GLIONでは、これからもカーライフにまつわる記事をどんどん配信してまいりますので、お楽しみに♪

 


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●社 名: 株式会社 オーエス技研
●所在地: 〒702-8001 岡山県岡山市中区沖元464
●創 業: 1973年
●設 立: 1988年4月8日

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