<クリエーター達が集まる100年前の赤レンガ倉庫>異色の経歴を持ったGLION MUSEUM広報室長の熱き想い。

GLION MUSEUM 秘書/ブランディング広報室 室長 江村 正規(えむら まさのり)

100年近い歴史を持ち、近代化遺産として価値の高い築港赤レンガ倉庫。その古き良き建造物を活かし、大阪築港エリアに動態保存にこだわった、ヴィンテージ車を展示するGLION MUSEUM(以下、ミュージアム)がございます。そのミュージアムのブランディングに携わる江村室長ですが、実は元プロのミュージシャンという変わった経歴の持ち主。そんな江村さんがジーライオングループに入社した経緯・それまでの異色の経歴について語っていただきます。現在では、グループイベントの司会と言えば?の問いにグループ従業員の誰もが「江村」と答えるほど、今や司会が本業と言ってもおかしくない江村さんのルーツに迫ります。

 

元プロのアーティストがクラシックカー博物館を立ち上げ


いつも社内のイベントで司会を任されている江村さんですが、ジーライオングループに就職する前は何をされていたのでしょう?

高校を卒業してから1960年代~70年代のブラックミュージックの影響を軸としたHIP HOPグループに所属していました。岐阜から大阪に出てきてアメリカ村で活動し始めて、5年ほど経った時にアナログレコードを出したんです。そしたら完売して。(笑)「これはいけるんじゃないか」と思い、活動拠点を東京に移し、レーベルに所属して35歳までに4枚のアルバムを出させて頂きました。

元プロのミュージシャンですか!すごいですね!

35歳までに方向性が定まっていなければ次のことを考えようと。そしてちょうどその頃に最後のアルバムを出して、子供もできたのでそろそろ次のステップかなと。妻が関西の人で、私自身も友人がたくさんいて大好きな街だったこともあり、大阪で仕事をすることにしました。

なるほど、それがジーライオングループで働くことになったキッカケだったのですね。いつもグループのイベントでは司会を務めていただくことも多いのですが、司会という仕事は緊張されますか?

緊張しますね。特に司会は自分だけで完結するものではなく、みなさんが主役で影の役割なので、ちょっと緊張した方が良いかなとは思っております(笑)。ライブみたいに自分の表現をするほうが緊張しないかもしれません。

こちらは2018年度優秀社員表彰式で進行を務める江村さん。きまっています。

なるほどです。1つ質問なのですが、なぜ音楽とは関係がないミュージアムでの仕事に興味を持ったのでしょうか?

1970年代以前の音楽が好きだったこともあり、映画や建築物なども1970年代以前のものが好きでした。そこから次はクラシックカーに興味を持ち始めてだんだんはまっていきました。すると求人サイトに「クラシックカー博物館立ち上げ!」とありまして、応募しましたところ採用頂きました。しかしクラシックカーが好きとはいえ、入社後にマセラティ神戸のオープニングパーティーでロールスロイスのファントム6を運転した時はさすがに緊張しましたね。

 

GLIONグループには強みを活かせる環境がある


ミュージアムの立ち上げは未経験の業界という事もあり、かなり大変だったのでは?

かなり大変でしたね。ただ、業界は違えど音楽をやっていた時と感覚はそんなに変わらないんですよ。例えば、昔のソウルの楽曲と、映画のワンシーンを引用して歌詞を作って楽曲にしていく。そうやって作った曲をテーマを基に組みあわせてアルバムができるのです。

と、いいますと?

これは結局のところ、赤レンガ倉庫「GLION MUSEUM」内にあるクラシックカーミュージアム、ステーキハウス、カフェとそれぞれ異なったジャンルをどうやってディレクションしていくか、という今の仕事にも直結していたのです。アルバムを作るような感覚です。昔からそういうディレクション作業が好きだったので、音楽をやっていた時の脳と全然違うことをやっているかと言われると、そういうわけでもないのです。オープン間近はさすがに体力的にしんどいこともありましたけど、音楽をやっていた時もハードだったので、それも活きましたね。

音楽を真剣にやっていた方ならではの感覚かもしれないですね。

はい。でもそれもミュージアムだからこそ活かすことができたと思っています。というのも、音楽をやっていた頃に、海外のアーティストが来日した時のイベントの司会や、アルバムを出した時にラジオ番組で期間限定のパーソナリティ(ナレーションや進行)を経験させて頂いたことが今とっても役に立っていて。

具体的に、どんな仕事がありましたか?

ミュージアムで開催されるハイブランドのパーティーの司会や、ジャズの巨匠マイルス・デイビスのベーシストを務めていたロン・カーターさんのイベントの司会とFM COCOLOでのラジオCM制作に加え、ナレーションまでやらせていただきました。


アジア初となったFRANCK MULLER FUTURE FORM×GLION STEAK HOUSEの様子


人気ブランドが多数出演したGLION MUSEUMでの初のファッションショー「The Party」の様子

ジーライオングループでは著名人をお招きするイベントも多いですよね。

そうですね。そういったイベントでも、私が「こういう風に作りたい」というと「それなら江村さんがやって下さい」と上司も仰ってくれるのです。私は今まで少し変わった世界で様々な経験をさせて頂きましたが、その能力を「おもしろい」と思って頂き、強みとして活かすことができるのが、うちの素晴らしさだと思っております。音楽をやっていた時から地続きでやらせて頂けるところはなかなかないと思うので!

キャリアをそのまま直結させるのは普通なかなか難しいですもんね。そういったところでいうと、GLIONグループには色んな人が活躍できる場所だと思います。

 

 

お客様の「ノリ」が自分にピッタリ合った


画像に含まれている可能性があるもの:屋外

音楽活動をしたのち、クラシックカーのセールスとして入社されてたわけですが、これはさすがに地続きとはいかなったのではないでしょうか。

いえ、これも経験が役に立ちましたよ!アナログレコード屋さんでレコードを探す作業をHIP HOP用語で「ディグ(掘る)」と言いまして、そのディグを熱心にする人を「ハードディガー」と言います。一言で言えば、“レコードマニア”ですね。例えば、ジャケットがオリジナル版と複製版では音質が少し違うとか、この時には誰が参加しているけど、この時にはいないとか。

ふむ、それがクラシックカーのセールスにどう活きたのでしょう。

これがクラシックカーで言うと、「これはオリジナルの部品だけど、純正パーツとして出されているからアリだ」とか、ハードディガーとクラシックカーマニアの「ノリ」が一緒だったんですよね。だから、お客様も今までに会ったことがあるような方ばかりで、話が弾んだんです。

なるほど。クラシックカーにもマニアの方はたくさんいらっしゃいますものね。では、もし江村さんがディーラーで新車の営業マンをしていたらどうなってたと思いますか?

結果は出なかったのではないかと思います(笑)。クラシックカーだったからこそ、自分の強みが活かせてお客様にも可愛がってもらえたのかなと。

そんなことはないと思いますが(笑)。ミュージアムでの仕事は江村さんにピッタリだったんですね。

 

 

GLIONグループだから学べた「勝利の方程式」


音楽をされていた時から仕事に対する考え方は変わりましたか?

そうですね。音楽をしていた時に知らなかった方程式をたくさん学ぶことができました。あと、ポジティブ・ネガティブのコントロールは全くできていなかったし、グループの行動指針でもある「WIN-WIN-WIN」、「感謝の心を伝える」、「即実行」、「コスト意識」など、すごく当たり前の部分に目を向けてやれていたかというと全然ダメだったなと思うのです。なので、この会社に入社したことは、今までやってきたことは大切にしながらも、自分を鍛え直すキッカケとなりました。

35歳で一度ゼロになって今に至るというわけですね。現在はセールスではなく「秘書/ブランディング広報室」の所属となっていますが、どういうお仕事をされていますか?

ミュージアムの中で広報、総務、経理を取りまとめた管理本部のマネジメントをさせて頂いております。

主にどういったことに取り組まれているのでしょうか?

ステーキハウス、カフェとそれぞれ業種が全然違うので各部署の情報をキャッチして、GLION MUSEUMとしてそれぞれの魅力を拡散していくことが私たちの役割です。

画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)、テーブル、室内

画像に含まれている可能性があるもの:テーブル、屋外

3年経ってみて、いかがでしょう。

大変多くのメディア様に取り上げて頂く機会を得まして心より感謝しております。またGLION MUSEUMは2018年4月より、グループのお客様を末永くおもてなしさせて頂けますよう、迎賓事業部としてグループの旅館や料亭、料飲各店、ウェディング事業とともに統括されました。今後は迎賓事業部全体で情報の集約を行いたいと考えております。

江村さん自身の今後の目標や夢はありますか?

音楽をやっていた時からCMやキャッチコピーに興味がありました。伝えたいことをどうやってパッケージングして見せていけるかという仕事はこれからもどんどんやってみたいです。また、今も3年前では考えられないような大きな案件に多数取り組ませて頂いておりますので、その案件を通して自分自身が世界トップレベルのディレクションをできるように成長したいです。

ちなみに、音楽はもうやらないのですか?

実は今でも歌詞ではないですけど、短文の現代詩は書き続けているんです。クリエイターとして貴重な経験をさせて頂いたので、その感覚を残しておきたいなと思って書いています。決して多い人数ではないですが、新たな作品を待っていて下さるという声も時々耳にすると、今は魅力的な仕事をさせて頂いているので、音楽をビジネスとしてはやらないと思いますが、いつかまたやるかもしれません。

 

 

この場所でクリエイターと共に歩む、次へのステップ


今後どんな方と一緒に働きたいですか?

情熱があって正しい考え方をされる方と是非ご一緒したいです。そういう方は秀でた部分、強みを大切にされている方が多いのではないかと思っています。そして今のチームはそういう人間が集まっていて大変幸せに感じています。ゼロからどんどんクリエイトしていきたい方と共にヒストリーを作り上げていきたいですね。

では、新たな仲間と出会ったとしたらどんなことをしたいですか?

今、instagramのハッシュタグ(#glionmuseum)を追いかけるとすごい数のフォロワー数の写真家さんやクリエイターの方などもアップして下さっています。歴史ある建物の中に希少なクラシックカーが並んでいて、そこに本物のクリエイターが集まる。というのは思い描いていたビジョンでもあったので、それが現実になりつつあります。爆発する瞬間がもうじきやってくるというワクワク感を感じています。同じように吸い寄せられた人たちが、例えば展示会をやりたい、コラボレーションしたい、ブランディングに携わりたい、と思って下さるのであれば是非ご連絡頂きたいです。あと是非お伝えしたいのが、11月末~12月頭にかけてクラシックカーオークションをGLION MUSEUMにて開催予定となっております。アートとクラシックカーが融合する、魅力的なイベントを皆様にお届け致します。

GLION MUSEUM公式アカウントもこんな感じで更新されています!

では、最後に今後の意気込みをおねがいします。

私は、この会社で徹底的に強みの部分を伸ばして頂きました。そんな中で、ケント・モリさんと出会えたのは特に私にとってかけがえのない出来事となりました。そんなチャンスを下さり心より感謝しております。ケントさんは大変気さくにお話し下さり、自分は今すごい経験をさせて頂いているなと本当に思いました。また、世界的ブランドの「フランクミュラー」だったり、伝説のジャズベーシストといわれているロン・カーターさんだったり、その他クリエイトの最先端がジーライオングループの旗艦店であるこのミュージアムに集まりだしています。約100年前の赤レンガ倉庫にクラシックカーを交えたアートと、真心込めたおもてなしを詰め込んで、世界中の人々に新しい体験をして頂き、「喜んで頂く」ことを目的として突き進んで参ります。皆様のお越しを心よりお待ち致しております。

本日はありがとうございました!

 


GLION MUSEUM
所在地:大阪市港区海岸通2-6-39 大阪・赤レンガ倉庫
TEL:06-6573-3006
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)
URL:http://glion-museum.jp/

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