【特集】事業本部トップが語る現状と今後のビジョン —片岡 伊佐夫—

去る4月7日(土)、GLIONグループの幹部はじめ各拠点長など100名ほどが一堂に会した、「組織再編発表会」が開催されました。その内容は、80社を超えるGLIONグループがこれからどういう体制を取り、どういうビジョンをもって進んでいくか。組織再編の1番の目的は、GLIONグループで働く人材の成長です。現在ではFA制度やリファラル採用制度をスタートさせるなど、GLIONグループは少しずつ変化してきています。今回、Hello!GLIONでは各事業部のトップにそれぞれの事業部の今後のビジョンを語っていただく特集を企画。第2弾はGLIONグループの輸入車ブランドを統括する、輸入車ディーラー事業本部 片岡取締役本部長にお話しをお伺いいたしました。

 

 

≪未来のショールームの姿≫そこで求められるディーラーとしての姿とは



==============================================
■輸入車ディーラー事業本部 取締役本部長 片岡 伊佐夫(かたおか いさお)

36歳で旧モトーレン阪神に入社。セールスを5年経験したのちに支店長に。支店長時代にGLIONグループに仲間入りし、営業責任者、役員兼営業責任者を経て現在に至る
==============================================

 

 今、毎日のように「自動車業界の変革期」AI、IoT、カーシェアや自動運転技術に関するニュースが飛び交っていると思います。この輸入車ディーラー事業においてもその影響は少なからず受けるかと思いますが、輸入車ディーラー事業部として今後どのように変わっていくのか、片岡社長のご意見をお聞かせください。

片岡社長どこがどう変わっていくかいろいろあるかと思いますが、今までのように「車を販売する」だけではなく、そのお客様に本当に喜んでいただけるような情報をご提供し、お客様が来られるときに最高のおもてなしができる空間を演出する、車だけでなくグループの商材全体でお客様に喜んでいただく、今後はより一層そういった総合的なおもてなしが求められるように変化していくんじゃないかなと感じますし、そこを突き詰める事をしなければいけないと考えています。今ではハイブリッドを通り越してEV化されていく時代。自動運転に関しても加速度的に進化すると思います。すでにほとんどのブランドでEVの開発が進み、運転支援の“レベル2”から自動運転の領域と言われる“レベル3”対応の次期モデルもほぼ完成に近い状態です。

 

 時代はもうそこまできているのですね…。

片岡社長既にBMWでも完全自動運転の“レベル5”にあたるプロトタイプを公開していて、2021年に発売予定だそうです。これからはもっと高い次元での技術も出てきます。そうなると、これからはよりブランドとしての差別化は難しくなってくると思います。では、そこで差別化するのは何かっていうと、我々そのものの付加価値をどう上げるかというところです。お客様にGLIONグループを選んでいただく為にどのような付加価値を我々自身が持てるか。ここが今後はもっと重要になってくると思います。

 今現在でも、お客様の「車・サービスに求めるものが変わってきた」という実感はありますか?

片岡社長
そうですね。移動の手段というだけではなく、よりデジタルと車をどう一体化させるかといったところの需要は増えてきていると実感します。ナビゲーションに関してもその性能自体も進化していて車がその人に合わせた情報をくれるとか、スマホでできる事が車でもできる、リンクしていくといったところがほんとに増えています。今まで車の中で制限がかかっていたものが、制限されなくなったという部分。使い勝手がよくなりました。縦列駐車ができるようになったりと、本当にお客様も重宝されているといった印象はありますね。そういった便利なものが当たり前のように標準化され、今まででは考えられないような機能がどんどん実現化されてそれがすでに当たり前になっているし、店舗でのおもてなしのクオリティも上がっている。そう考えるとお客様が求める水準というものは自ずと高くなるというのは目に見えて明らかですよね。

 

 そのような中、ディーラー店舗の“車を展示する”スタイルは今後変わることはあるのでしょうか?

片岡社長一つはメーカーがお客様に対して直売するという時代には入っています。ただ車の実物を見るというのはまだ必要で、そういった意味ではショールームはなくならないと思います。ただ、ショールームの考え方は変わってきています。昔であれば車をたくさん展示して、すべての現物が見れるというものがよかったんですが、今ではデジタルツールを活用し、よりリアルな映像で車を見て頂いたり、BMWのブランド体験がデジタルを通して体験できるというところも出てきています。もちろん車も大事ですが、デジタルを活用してよりお客様に快適に過ごしていただけるようなショールームにシフトしていくと思いますし、現にそうなってきています。

 なるほど。そういったショールームも早く見てみたいですね。

片岡社長ショールームが更にどんどんデジタル化されていくと今度は3Dで車が登場してくるというショールームになってくると思いますし、現に試作段階のものを見せていただきました。現段階ではゴーグルのようなものをつけないと見ることが出来ないけれども、近い将来本当に何もつけずに3Dで車が登場し、細部まで見ることができるような時代になってくると思います。それが体験できる場所としてのショールームは必要ですし、もちろん整備点検をするとなるとサービス工場も必要です。根幹的な部分は変わらないと思いますが、「在り方」っていうものはこれから大きく変わってくると思います。

変っていく部分と、変わらない部分があるということでしょうか。

片岡社長我々が取り扱う車という商品は、メンテナンスをして維持しないといけないものです。デジタル化は進んでいきますが、端末の中の世界だけで完結するのはまだまだ難しいと考えています。車を購入する方々の中に、商談スタッフとコミュニケーションをとるのを楽しんでいる方はたくさんいらっしゃる。これが関係構築になるし、必要なプロセスだと思います。Face to faceはまだまだ必要で、全てがデジタル化、全てが端末で完結する事はないのではないでしょうか。世界は10年で劇的に進化すると思いますが、我々の存在価値、担わないといけないことは10年後にもあります。存在し続ける意味合いを多く残したいですよね。その中でシェアを獲得するためにしなければならないことは、顧客の囲い込みや、ブランドのそれぞれの価値を輸入車事業全体で創出することです。

 

 

時代の流れとともに変化する 輸入車ディーラー事業本部としての在り方


 現在、GLIONグループとしても時代の流れをとらえ組織の成長、人材の成長を目的とした「組織再編」が進んでいるかと思います。輸入車ディーラー事業本部としての今後のビジョンを教えていただけますでしょうか。

片岡社長まずはベースの部分をしっかりと固めないといけないと感じています。個社別に色んな仕組みがあると思いますし、地域の特性も考慮しなければいけないですが、無駄は省かなくてはいけません。「これこそが効率化」と言えるものに統一することがコスト削減などに繋がってきます。ちなみに、「コスト削減」と「効率化」は同じように捉える事ができます。成功事例の共有ってありますよね?細かいところを常に突き合わせて、「こうするほうがいいよな」という考えで輸入車ディーラー事業部全体で導入していき基盤を固める。そしてその同じ価値観を持つ優秀な人材が集まり1つのディーラーになる。それをネットワークとして持ち合わせるのがGLION。そのネットワークがGLIONのブランド価値を創る。その状況をつくり出すところにまずは邁進していきたいと考えています。

 拠点やブランドは違えど、GLIONグループの輸入車ディーラーでは同じ価値観でチームを構築していくということでしょうか。

片岡社長そうですね。よく売る営業マンはどんなものでも売ります。全部それに通じるものがあって、「お客様に感動していただく」「喜んでいただく」というところはブランドが変わっても一緒なのです。そこにお客様に対してのおもてなしがあったり、みんなで効率化を図ったり。企業としてあるべき姿は、扱う商品が違っても一緒なのです。連携を密にとり現状共有し、全員が柔軟に、迅速に対応するという環境づくりは大事です。どんな状態でも全体で上を目指す。成功事例はどこにでも活かすことができます。

 

 

組織の横串を通し、働くスタッフが邁進できる「環境づくり」


 チームとしての組織作りのビジョンがあると思うのですが、片岡社長が考えるこの1年の目標をお聞かせ下さい。

片岡社長「これがベストだ」と、スタッフが成功の近道だと信じて疑わない環境を作ることですね。仕組みの中で現場にストレスを与えない。この環境で頑張らなかったらいつ頑張るの?という体制を1年で作りたいです。問題があるか、ないかというのではなく、潜在的な部分を見つけ出すのも我々の仕事です。妥協の産物にしたくない。意思の疎通、話ができる仲間でありたいんです。頑張ってくれているセールス、メカニック、受付事務、みんなの意見が共有できるような組織にしたいと考えています。数値的な目標だけではなく、人が育ってくれる環境を持ち合わせているかというのを1年で確認したいと思っています。

 かなり重要だと感じます。仕組みでストレスを与えないというのはスタッフのモチベーションにも大きく影響しますね。

片岡社長はい。スタッフのみんなが監視されている中で働くのではなく、「働きやすい」「頑張れば成果が出る」「便利」と感じる事ができるのが大事です。我々は「頑張れ」と言うだけでなく、スタッフに整った環境を提供することが責務になります。1つ1つを改善していくことが未来に繋がります。1年間の実りが成果として出ると、これからもこの会社で働いていたいと思うはずです。スポーツと一緒で、やってきたことが成果として出るととても嬉しい。傷のなめ合いよりも、勝ち得た実績や周りの評価を一緒に味わうというのが本当の仲間だと思いますし、そういう組織でありたいですよね。そのためには人の育成、モチベーションを上げるというのがとにかく大事なのですが、どう上げるかというと、本人に成功を見せてあげるのです。これの繰り返しで人は育っていくと思います。

 スタッフが最大限に能力を発揮できる「環境整備」、「仕組みづくり」というところですね。

 

変革を起すために見えた課題とは


そのような改革の中、課題と感じている部分はどういったところでしょう?

片岡社長しいて言うなら、人材育成です。もっと強化しないといけないと感じています。それもGLIONグループとして、「あそこで働いているのすごいね」と言ってもらわなければいけないし「ここで働きたい」と言っていただけるようにならなければいけない。そういうディーラーを目指すためにもそこで働く人材の魅力を引き上げる人材育成が課題点だと感じています。

 すでにグループでは素晴らしい成績を収められている店舗やスタッフもいらっしゃいますが、よりグループで磨きをかけて、「GLIONグループには魅力のある人がたくさんいる!」ということを外に向けて発信していきたいですね。

片岡社長はい。それをするためにも、まずスタッフには仕事を「エンジョイ」してほしいと思います。これは新入社員にも絶対言っている事なのですが、目標に近づいていくプロセスや、辛いことをした後の結果を楽しんでほしい。また、それを皆さんに感じていただくために、それを楽しんでいける環境を創っていきたいと思います。グループをけん引する存在であるべき輸入車事業本部として誰よりも楽しんで仕事をしている組織にしたいと思っています。

 せっかくの人生、オフもオンも楽しんでという事ですね。

片岡社長そうですね。ただ、それを実現させるためにも、やはりスタッフには自分に強く、向上心を持ってもらいたいと思います。ジーライオングループの理念でもある素直・まじめ・勉強好き、は本当に大切だと思います。学生の頃勉強しました?

 はい、しました。

片岡社長嘘つけ。

 こんな見た目ですが本当です。

片岡社長…勉強は自分に強くないといけないですよね。望む未来を目指すのには自分に強くないといけないと思います。自分に強く人に優しいという人物像が理想であり、私もそうありたいと思います。自分に強いと、感謝の気持ちや自分に対する評価、周りがあたえてくれた環境に感謝ができるという事につながると思っています。

何事も勉強ですね。片岡本部長ありがとうございました!

 


ジーライオングループ新卒採用情報はこちら
ジーライオングループ中途採用情報はこちら
▼ジーライオングループ Wantedly もチェック♪▼
https://www.wantedly.com/companies/glion

OTHERS関連企業/ブランド