大切なのは「何をするか」より「誰とするか」グループの0から100を知る2人がチャレンジする新たなキャリアとは

2人は今から約15年前、ジーライオングループの前身である「クインオート」へ入社。クインオートの運営する中古車販売 ユーポス三田店へ井上が移動した際に同じ事業部で働く上司として田代と接するようになったが、仕事の考え方は全く違った。しかし、ジーライオングループの理念が2人を同じ方向に導いてくれたのです。そして今回、多彩な事業を展開するジーライオングループの“バリューチェーン”に分類される事業の経営企画室に着任した井上と田代。2人がチャレンジするのは、スタッフの新たなキャリアを作ることだと話す。ジーライオングループで働く2人の過去と目指す未来を紐解きます。

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■株式会社クインオート バリューチェーン事業本部 経営企画室 井上 芳裕

イエローハットを経て2002年にクインオートへ中途入社。ユーポス丹南店、氷上自動車総合センター(現・スズキ中兵庫販売)、ユーポス三田を経て、買取事業部部長となった。2018年4月にバリューチェーン事業本部の経営企画室に着任。
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■株式会社クインオート バリューチェーン事業本部 経営企画室 兼 リテール事業部 事業部長 田代 雄亮

ガリバーインターナショナルを経て2004年にジェイボーイへ中途入社。その後、サンオートを経てクインオートに転籍。ガリバー滝野社店の店長を経て井上部長と同じく、2018年4月にバリューチェーン事業本部の経営企画室に着任。
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入社時は従業員数30人。そこから4000人規模の会社へ


本日はよろしくお願いいたします。井上さんは元々車好きだったのでしょうか?

全く違いますね。将来自分が車に乗るときに、自分で触れたらいいなとか、部品を安く買えたらいいなっていうのが動機ですね。車に固執していたわけでもなく、車の整備に固執したわけでもなかったです。

田代さんはどうでしたか?

学生時代に「自分は車が好きだ」って勘違いしてしまっていたのと、営業をやりたかったこともあって、ディーラー関係とガリバーの面接を受けていました。いろんな車種を扱いたいという気持ちがあり、自分も学生の時から車を持っていたこともあって、新卒でガリバーに入りましたね。そこからずっと車業界漬けです。

ジーライオングループの前身であるクインオート入社当時、社員は何人くらいでしたか?

まだ全社員で30人とかでしたね、懐かしい。

30人…。では、4,000人のグループになったり、経営企画室の仕事することになるとは当時では考えられなかったですよね?

全く考えられなかったですね。(笑)当時クインオートには販売部・買取部・オークション部の3つしかありませんでした。後にグループがここまで大きくなるとも思っていなかったし、経営企画室の役割を与えて頂けることも全く想像もしていなかったですね。

 

 

車業界からの転職組。考え方は180度違っていた


ちなみに、お二人は一緒に仕事をされてきたのですか?

今から9年前に買取事業部がクインオートの中で立ち上がって、私はそれを機にユーポス三田店の方に異動しました。そこで実際に同じ事業部の中で仕事をすることになりました。

同じ会社で働いているという意識はありましたが、密に連携を取り始めたのはここ3年くらいですね。当時は仲間意識ってあまりなかったんですよね。店舗ごとにバチバチやってる感じです(笑)。同じ会社とはいえ仲良くなかったですし、井上さんがマネージャーになって私の上司になってからも、やはり関係はあまり良くなかったです。

めちゃくちゃ尖っていたからね(笑)。

井上部長からしたら扱いにくかったですよね?(笑)

はい、めちゃくちゃ扱いにくかった(笑)。今から6年前に事業部長の役割を頂いて一緒に仕事をするようになったのですが、私はクインオートイズムどっぷりの人間で、田代はクインオートイズムってなんですか?という人間だったので、やはり距離は感じていました。自分は事業部長だったので上手く協同していかなければいけない、でも本人は別に「僕はクインオートイズムをもった人間ではないので」みたいな感じでバチバチくる。でも一方で、常に結果を出し続けている。買取事業部の中でも田代のガリバー滝野社店は常にトップでした。そこに関しては逆に店長として尊敬していましたけどね。

 

 

“自分の力で上りつめた”は過信。絶対に感謝すべき場所がある


井上部長はグループの考え方を100%理解されていて、それを仕事に落とし込んでいくのが当たり前になっていると思いますが、中でも特に意識されていることはありますか?

特に意識しているのは「感謝の心を伝える」。それは勿論、「WIN-WIN-WIN」も含まれますが、やはり感謝の心がなければお客様にも感謝ができないですし、何よりも勘違いしてしまいがちなのが「環境、周囲に対する感謝」、「会社に対する感謝」は常に必要だと思っています。グループがここまで大きくなると、普通他社ではできないような仕事を経験することができます。それを自分の実力でここまで結果を出せた、自分の力でここまで上りつめたと思ってしまうのは過信です。

なるほど。

感謝の心を持つことはあくまで自分の身の丈を知り、謙虚でいる為にも必要だと思います。なので、私は常に田代にも感謝していましたし、周囲のスタッフにも感謝をしていました。逆に田代にも会社に対して感謝をしよう、周りに対して感謝をしようと説いてきました。それを教えて下さったのは田畑代表です。当時、クレドに書かれていたのは「感謝の心」だけでしたけど、「感謝の心」を持っているだけでは意味がない、伝えないといけないということで途中から「感謝の心を伝える」に変わりました。

たしかに一言加わるだけで分かりやすいですね。

マネジメントをする私はスタッフや営業マンに感謝を伝え続ける。私が直接的にお客様に感謝を伝えることがなくてもスタッフに伝え続ければ、スタッフは感謝が伝わった嬉しさや、感謝して貰える喜びを実感でき、それを今度はお客様に感謝の心を伝えることができるようになると意識し実践していました。

 

変わるキッカケをくれたのは会社。それを下にも伝えていく


当時の田代さんみたいに会社の考えを理解してくれない部下もいたと思いますが、常に伝え続けることで、落とし込みをされてきたのですか?

本当にそこだけですね。毎日言うわけではないですが、田代も不満をぶつけるところが私くらいしかなかったと思いますし、自分が腹落ち出来なければ動かない性格なので、何か言って来たらその都度、もっとこういう考え方をしよう、プラスに考えようと言っていました。しかし、田代も「そうじゃない」となかなかわかってくれませんでした。でも、何かがきっかけでパチンとスイッチが入ったんだと思いますね。

そのスイッチが入ったキッカケは覚えていらっしゃいますか?

前線で活躍するクインオートの先輩も“クインオートイズム”で変わっていく姿を見てきたこと、新卒当時の上司でもあったガリバー本部の担当SV(スーパーバイザー)やチームリーダーと面談をした時に、会社は違えども親身に私のことを考えてくれる人がいるのかと思った時に、「スタッフの為に自分も変わらないといけないな」と思いましたね。尖っていても敵ばかり作りますし、考え方を変えて味方をつくるように意識してきました。

変り始めて、グループの考え方が自分の中で落ちるようになって、特に意識されていることってありますか?

先程、井上部長がおっしゃった「感謝の心」っていうのは強く意識しています。今では感謝することが当たり前になっていますし。あと、私の場合は実績を上げなければ意見も出来ないですし、認めてもらえないと思っていましたので「スピード」を意識して店舗運営を行い、本当に短い時間で成果を上げることを常に実行してきました。今やっていることをパッと終わらせて、次のことをやる時間を作る、そうやって効率を上げる事も自分次第かなと思っているので、「感謝の心」の次に挙げるのであれば「スピード意識」ですね。

ご自身は過去に反発していたこともありましたが、今は考えを部下に落としこむ側になられました。落とし込むにあたって意識されているところってありますか?

反発というと語弊がありますが、まずは自分自身が会社を理解し腹落ちすることが大事だと思っています。それと、部下の皆に考えを落とし込むには部下の立場に立って物事を考えなければいけませんし、当然不平不満があるのもわかりますので、なぜ何のためにをしっかりと伝えています。こういうところを目指す、こういう方法でやっていく、この数字を達成させる、と何のためにそうするのか目的と合わせて伝えてきたので理解してくれたのかと思いますし、今後も部下の皆の気持ちを考え、落とし込んでいこうと思います。

 

 

チャレンジの理由は“グループ全員のチャンスを作る為”


現段階で経営企画室としてやっていきたいことはありますか?

私は今までジーライオングループの点と点を結び、線にする役割を担うことが多かったのですが、経営企画室ではこの線を面で捉えて何かを生み出す。このジーライオングループだからできる、このバリューチェーン事業部だからできるシナジーから何か新しいものを生み出していけたらなって思っています。一番重要なのは何をするかではなく誰とするかと常に考えているので、上層部と現場の話も聞きながら、しっかり田代と相談し、面でできる戦略を打っていけたらと思っています。

私は、グループ会社同士で連携して何か新しい事業部を作れたらいいなと思います。単に店舗運営をするだけであれば我々はそこまで必要ありません。既存事業の数値を分析して成長させることも勿論大事ですが、何か新しいものを生み出さなければならない。全てを連動させて一つのモデルを作っていき、それを広げていくことが必要なのかなと思います。またアラームとして機能したり、経営の部分から現場へアドバイスしたり、経営陣に対しても現場の意見なども共有していかなければならないと思っています。

ありがとうございます。今回の組織再編で各事業部に設置された経営企画室ですが、バリューチェーン事業本部だけ2名体制です。これは何か意図はあるのでしょうか?

組織再編会議で経営企画室の人材を決める時に、推薦ではなく立候補が条件でした。バリューチェーン事業本部の経営企画室にやりたいことが一致した二人が立候補したからそうなりました。

経営企画の仕事は以前からやりたいと思っておられたのでしょうか?

自分がステップアップしないと現場のスタッフが上がってこられないですよね。スタッフは店長になりたいでしょうし、店長はその上の事業部長やマネージャーになりたいでしょうし、じゃあその先は?となると我々が作っていなかいと、詰まってしまいます。みんなが上を目指せるような環境を作る必要があると思っていました。

自身のチャンスでもあり、組織の為にもなると?

もちろんチャンスを頂いていると思っています。過去には反発もしていましたが、私はいつの間にかクインオートが好きになっていて、私が関わる全ての人に幸せになってほしいと思っているので、クインオートの仲間と一緒に仕事をしたい気持ちが強くありました。今回の組織再編で経営企画室とリテール事業部を任せて頂くことになり、本当に遣り甲斐のある仕事を頂きました。井上さんも言っていましたが、誰と仕事をするのかが大事だと思っていて、私は井上さんとクインオートの仲間と仕事をしたいという気持ちがあったので、経営企画室に入って、切磋琢磨できるのは本当にモチベーションが上がります。

 

 

 

時代やニーズに合わせて変化していく。何をするか、ではなく、「誰とやるか」が重要。


自動車業界は大きな変革を迎えようとしています。中にはジーライオングループにとって良くないように聞こえるニュースもありますが、そんな中で自動車業界はどうなっていくとお考えですか?その中でやってみたいことがあればあわせて教えて下さい。

自動車業界にはDMMやDeNAなどの大手IT企業が参入し、ソフトバンクが巨額の資金をECに出資したりなど、本当に今後車業界がひっくり返るようなことがあるかもしれません。だからこそクインオート篠山自動車総合センターのように地域に密着できている店舗が重要だと考えます。我々の事業部は中古車販売、二輪販売、アフターサービスや保険など一般のお客様とのタッチポイントがメインの事業が多いので、篠山のように地域に根付いた店作りをしていくことが必要です。今後は車を買うのか、借りるのか、共有するのか、消費者にとっても色々な選択肢が出てきていますので、地域に根付いた店舗からそういった選択肢をお客様に提案・提供できるようにしたいです。その為には自動車ソリューション事業との連携も取ることも必要です。そういったグループが連携しての展開ができれば良いですね。

自動車業界は変わりますが、何をやるか、ではなく、誰とやるかです。地域に根ざした店舗でも、将来的にもし自動車販売が衰退していくのであれば自動車を売らずに違うサービスでお客様に喜んで頂く、今までのクインオートやジーライオンのお客様に喜んで頂く。それだけの商品力や提案できる環境はグループに備わっていますので、最終的には車にこだわる必要はないのかもしれません。逆にカーシェアやレンタカー、電気自動車が普及したとしても、それを整備するインフラや電気を供給するスタンドが必要となってきます。お客様への関わり方や、提供するサービスは変えていきながらもお客様に喜んで頂けることを追求出来れば良いので、自動車業界の未来がどうなってもジーライオングループの未来は切り拓いていけると確信しています。

では最後に、一緒に働きたい方、ジーライオンで活躍できる方の人物像を教えて下さい。

昔から言われている素直、前向き、勉強好き、これに尽きると思います。車の知識やPCのスキル以前にまずは素直に人の意見を聞き入れられる、物事をプラスに転換できる、自分のやりたいことに応じて勉強のできる人ですね。

同じですね。私が昔そうでなかったので何とも言えないですけど(笑)。でも、常に周りのことも考え、協同できる人で、相手の立場に立って物事を考えられる人間性を凄く重視しています。まっすぐな気持ちを持った方と働きたいですね。

 

 


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